2007年11月18日日曜日

 空白の  三時間 事件[推理編]

さて、話を整理する。問題は二つ。

・まず第一に「20時(仮定)から23時までの間、どこで何をしていたのか」
・第二に「なぜ松戸駅で各駅停車のホームにいたのか」

ということである。最大の謎である謎1はいいとして、謎2に関しては割と簡単に説明がつくように思われる。すなわち、「上野かどこかで常磐線の快速に乗ったはいいが寝てしまい、松戸に着いた時点で柏に着いたものと勘違いし下車。そこで一駅間違えたことに気づき、次の快速電車を待つのが面倒だったため、各駅停車で帰ろうとした」という仮説である。この仮説が今の所謎2に関しては有力である。

さて、やっかいなのは謎1で、仮説はいくつか立てられた。まず容易に考えられるものとして、「北千住寄り道説」があったが、奇妙なことに財布からお金が使われた形跡が一切ないのである。誰かにごちそうになっていたという仮説も考えられたが、さすがに最初の一杯くらい自分の財布から出すのが私の信念である。「北千住ごちそう説」は消えた。もっとも、記憶をなくしていたのが20時以降だったのかがまず問題になるのだが、確実な証拠として「20時きっかりに友人から電話があった」のである。その電話をとれていない時点で、記憶がないとみなしている。ちなみに18時30頃に友人からメールが来たが、その時は面倒でメールを読まなかったと記憶している。つまり、最大でそのメールがあった直後から20時に電話がくるまでのアリバイがなく、20時の電話以降は確実に記憶がない時間帯なのである。

さらに、先日新たな手がかりを得た。定期として使っているSuicaの残額が「減って」いたのである。駅の機械にSuicaを入れると、履歴印字というボタンがあって、これまでにどこで乗り降りしたか(定期外で)がわかるようになっている。それによると、私はどこかで約140円ほど買い物をしていたらしい。財布には2千円も持っていたというのに、わざわざSuicaで。おそらく駅のコンビニで何か買ったと考えるのが妥当だが、松戸で気づいた時には何も所持しておらず、残念ながら物的証拠がない。どこかで乗り降りした有力な手がかりになるかと思っていただけに、なおさら残念ではあったのだが。

残すは、「ふぃがろ亭」で私とおしゃべりをしていた女性の証言を得ることだが(何時頃まで居たか、など)、何か御迷惑をおかけしていそうで申し訳なさだけがこみ上げる。つまりは、そこまで飲むなってことか。真実は、アルコールの向こうにあるのかもしれない。

 空白の  三時間 事件[事件編]

こないだの金曜は完全な休みで、特に立ち飲みフィールドワークに行く予定も無く、ただ気の向くままに飲みにでかけた。

空いてるかな?と思って向かったのが上野「たきおか」で、16時半ですでに混雑。さすが朝からやってるだけあるね。気の向くままとはいえ、一軒だけ行きたいところがあった。神田「伊勢」である。いつもいつもランチにはよく行っていて、ちょうど顔を覚えてもらったくらい。開店と同時にいっぱいになるというので、開店時間ぎりぎりまで「たきおか」に居ようかと考えたが、17時前に出る。神田に向かって、これまた久々「芳」へ。お店のお姉さんが私のことを覚えていたかは定かではないが、相変わらずなんとも可愛らしいお方。ウーロンハイとマグロ納豆で時間をつぶす。

五時半きっかりに「伊勢」へ。昼とは違って常連さんへの気配りが素敵。店長さんだけは、いつも昼に来る私のことを覚えていてくれたようだが。この時点でだいたい18時。

その後に向かったのが「ふぃがろ亭」。割と久しぶりの訪問だったのに、店長さんはしっかり私のことを記憶していて、素直に嬉しい。「☆2の黒」(こう書くと通っぽくて自己満足w)を飲む。この頃からすでに酔いがヤバい状態に。以前「ふぃがろ」でお会いしたことのある近隣女性が、偶然にも来店。再会を喜びつつ、色々お話しさせていただく。途中で携帯が鳴っていたが、酔っていて反応できず・・。何とか店を出たところまで記憶している。どう見積もっても、20時ごろの話である。

ハッと気づいたのが、23時の松戸駅。しかもホームのベンチで寝ていたとかいうわけでなく、歩いて立っている状態でいきなり覚醒、そして目の前の各駅停車に乗り込んだところで初めて「あれ?何でこんな時間にしかも松戸で各駅に乗ってるんだ?」と気づく。[推理編]に続く!

2007年11月14日水曜日

いきづまる

普段からこちらをお読みいただいている御仁たちは、ひょっとしたらお気づきかもしれないが、最近明らかにペースが落ちている。確かに「新規開拓店」だけを記事にするのなら、正直行き詰まってきた感がある。休みは週一で、平日は22時まで勤務、という生活では、なかなか新規開拓は進まない。その週一の完全な休みをめぐって、数少ない友人たちとの予定が入ってしまえばなおさらだ。基本的に、予定のない休みの日に、新規開拓をしているので。

それこそ、7月8月9月は自分でもよく頑張ったと思いたい。一日10軒も何度かあったし、当時は「訪問100軒」という目標も少なからずあった。しかし、10月11月と年末が迫るにつれ、考えなくてはならないことがあった。

そう、ドイツである。周りの友人や職場にも、「行きます」と宣言しながら、これといって何も行動できていない私である。週に一回、語学学校に通っているくらいで、通っているからどうだとか、じゃあドイツでいきなりバリバリ喋れるか、といえば別問題である。ましてや、ドイツでわざわざ語学学校に通おうなどとは思っていないゆえ、「行ったところでどうする?」というのがかなりある。だが、それでも行く気はある。もはや、向こうで金が尽きて飢え死んだっていい、とにかくもう一度ドイツに行きたい。それから先のことはまた考える。母の言った「30歳までは好きなことをやれ」という言葉にもう少しだけ甘えてみよう。



酒が入るとちょっとだけ自己啓発的になります。最近ごく親しい友人の就職が決まり、嬉しい反面自分は・・・と考えてしまったので。

2007年11月10日土曜日

112 赤羽 - いこい ☆☆☆☆☆

もう何もいらない。ただ一つ願いがあるとすれば、『「いこい」の近所に住みたい』そう思った。これからドラゴンボールを集めようかと思っていますww

あまりべた褒めするのも気が引けるのだが、いい店なのは確か。勝手に思いついたが、関東立ち飲み四天王に入ると思う。人によって好みがあるだろうけど、私はこの手の店がやっぱり好き。19時前だから、店はもうぎゅうぎゅう。とりあえず入ると、親父さんが案内してくれた。とにかく、カウンターの中で武蔵坊弁慶のように獅子奮迅に立ち回る親父さんを、見ているだけでも楽しい。北千住「大はし」のおとうさんに通じるものがある。

有名な店だから、わざわざ私が書く必要もないんだろうけど、ここはおつまみが大概110円。煮込み、肉じゃがから、野菜天、まぐろなど各種刺身もすべて、である。千円でべろべろになるまで酔えるという「千べろ」という言葉は、この店のためにあるのかもしれない。あー、今日も行っちゃおうかな。

驚くべきは
朝7時〜夜9時半
地図

111 赤羽 - 丸健水産 ☆☆☆☆☆

ついに念願がかなった。赤羽なんて近いんだから、と思いはや一年。なぜだか行けなかった。

赤羽は立ち飲みならず、大衆酒場の街としての方が断然有名である。「まるます家」「八起」「米山」などなど。その素晴らしい居酒屋ラインナップのなかに、この「丸健水産」も含まれる。ここはもともとおでん屋さんで、夜になるとお酒が飲める簡易テーブルがセットされるんだとか。おでんをつまんで、さっと家路に着く。そんな生活は夢のようでもある。

常時でたくさんのおでんネタがあるようで、はんぺんはすごく有名。でも、どれを食べてもうまいし、100円程度だし、本当に「大人の駄菓子屋」である。近いうちに必ずもう一度来よう。

地図

2007年11月3日土曜日

110 水天宮前 - 常とん ☆★★★★

今日は文化の日で祝日だから、行き付けの「おくどさん」がお休み。じゃあどこに行こうかと悩んだ末に、この店にした。

ビックリした。まさかこのクオリティが許されたなんて。立ち飲みレベル最底辺だよ。何しろ、開店は今年の7月でかなり新しいはずなのに、かなり汚い店内。そして、多分法的に酒を許されていない程に若い店員のねーちゃんたち。目玉にしているはずの「イタリアンもつ煮込み」を頼んだはいいが、しばらくして「今日終わっちゃいましたぁ〜」って。客をバカにしてんのか。なんかそこら辺に串ものは散らばってるし、レンジ料理が当たり前だし、キリがない。コロンボか。

割りと客が入っていたが、こんなレベルで満足しているとしたらこの街は呪われてるわ、本当に。お隣の人形町はあれほどレベルが高いっていうのに。

と、心の中では怒っていたが、顔にはいっさい出さず、一杯で帰りました。俺の貴重な千円返せ。

月金:17-25時、土日:17-24時
地図