2008年8月28日木曜日

208 Düsseldorf H-H Allee - Julios

同じ通りにある2軒目。ここは以前から軽くチェック済み。ただ、事前に仕入れていた情報とは大きく異なる。立ち飲みは表と、入り口付近のテーブルで椅子をどかせば立てる。つまりは非常に残念なのだ。

お店の雰囲気は狭いながらもいたって良い。古くから愛される学生のための飲み屋といった感じで、さすがに約35年間営業されてきただけある。また、ここはアイリッシュパブ。アイリッシュパブだということを忘れて、最初にアルトを頼んでしまったのは失敗だった。せっかく樽ギネスがあるというのに。日本で飲んでいたギネスよりも、なぜだか何倍も濃厚な気がしたのは、店の雰囲気がなせる技なのかもしれない。ハチミツのようなねっとり感と甘さ、これはやみつきになる。

ふとお店を見渡せば、壁に貼ってある広告に目がいく。「教会に行って座って居酒屋のことを考えるよりも、居酒屋で座って教会のことを考える方がいい」という宗教系の広告だったのだが思わずニヤリとしてしまった。

207 Düsseldorf H-H Allee - Till Eulenspiegel

なかなか新規開拓に費やす時間がない。やはり収入的に厳しいせいか、毎週のように新規開拓、というわけにはいかないのである。さらに、立ち飲み自体を見つけることも難しい。日本と違って、「立ち飲み」という言葉にあたるドイツ語が存在しないため、ネットで検索するだけでも一苦労、いざ行ってみたらしっかり座り、というオチが数多く存在する。

言い訳で始まってしまったが、今日は久しぶりに2軒はしごできた。日本語でいう所の、市民大学にあたるVHSで最近イタリア語の勉強を始めた。その帰りに一杯ひっかけて行こうという魂胆である。

こないだ訪問した「204 Zwiebel」のある角のはす向かいにあるお店で、ビールはSchlüsselアルトで1.7ユーロ。私がDüsseldorfに来て、最初にわんこビールの洗礼を浴びたビールでもある。外は一応椅子もあるが立ち飲み、中は高い椅子が置いてあるが壁際はすべて立ち飲み。日本でもそうだったが、壁に向かって「壁と対話して」立って飲むのが結構好きだった私としては今回も壁際をチョイス。最近飲み過ぎを注意されたばかりなので、2杯で次へ。

ちなみに店名の「Eulenspiegel」というのはドイツに昔存在したとかしないとか言い伝えられている道化のことで、各地で人々(職人の親方など)を騙し、風刺という辛辣な形で社会を皮肉っていたとされている。クラシックの世界では有名らしいのだが、私はよくわからない。

2008年8月16日土曜日

Filou再考

立ち飲みレビューとしては最新の、アルトビールが一杯80セントで飲める店「Filou」によく顔を出しています。買い物帰り、プール帰りなど・・・

椅子もあるんですが、結構立ってるお客さんも多いです、ここ。思っていたよりは煙くないし、さすがに通い詰めたせいか最近「サムライ」と呼ばれ始める始末。お店の人は基本的に親切で、当然話し相手のいない私に一杯サービスしてくれたりします。本当に地元の居酒屋という感じで、アテは一切なく、ひたすら酒類の提供のみ。私はだいたい5杯(4ユーロ=超格安)を目安に帰るのですが、周りに居る人は普通に12〜3杯は飲んでいるんじゃないかと思います。ビールの酔い方が体に合っていないので、飲み過ぎるとすぐダウンする私からすると、凄まじいドイツ人・・

毎回、隣で喋っている人が何を言っているのかを頑張って聞き取ろうとするのですが、酔っ払いはなおさら、素面の人ですら聞き取るのは難しい・・・酒場ドイツ語、マスターしたいところです。

2008年8月3日日曜日

206 Düsseldorf Dreieck - Filou

最後の一軒は、自宅からかなり近い。なので普段からよく通りかかるのだが、中が暗くて立ち飲みかどうかがよくわからなかった。今回は、酒の勢いに任せて入店。

アルトはお気に入りのFrankenheimでしかも1杯80セント!!これは嬉しい。安い。今までで一番安い。ケルンのHansa Stubeを超える安さだ。しかも自宅至近。

しかし 肝心の立ち飲みは・・・・ほぼ皆無orz カウンターの椅子を無視するかどうにかすれば、立つことは可能である。

遠くの席で飲んでいたおっちゃんに絡まれた。しかし何を言っているのかほぼわからず、ただ頷くフリしかできなかった。まぁ相当飲んでたしな、呂律が回ってなかったのかもしれん。最初はサッカーの話をしていたはずだったのだが、途中からサッパリわからん。もしかしたらゲイだったのかもしれない。ヨーロッパなことですし。近いから通えるな、ここ。

205 Düsseldorf Dreieck - Florian

自宅付近まで帰って来てもう一軒。ここも以前からチェックしていたところで、半立ち。立ち飲みできる高さだというのに、なぜだか椅子を置いてしまう。私にとってこの椅子は、荷物置き場でしかない。

Frankenheimで1杯1.5ユーロ。なんだろう、特に書くことがないな。二杯飲んで最後の一軒へ。

204 Düsseldorf H-H Allee - Zwiebel

先ほどの一軒目からはほど近い、こちら。表が立ち飲みぽかったので入ったのだが、中は変則的なカウンターにまばらな椅子。混んでくると立ち飲みになるタイプの店か。

ともあれ、長居するつもりはなかったのでビールを2杯飲み干して出る。ビールはFrankenheimで、1杯200ミリで1.6は高いかも。でもFrankenheimは本当においしい。

ちなみに、このお店の名前はなぜかは分からないが「たまねぎ」という。まぁ日本にも変な名前の店はたくさんあるし、おあいこ。

203 Düsseldorf H-H.Allee - Zum St.Sebastian

久しぶりに一人で飲みに行ける時間が出来た。前々からチェックしていたアイリッシュパブに向かう・・・が、椅子だった。残念。もちろん立つこともできそうなのだが、私の中で決めているドイツルールに反する。すなわち;

1:基本は立ち飲み。見つけたら通り過ぎてはならない
2:椅子の混ざった半立ちの場合、少なくとも椅子と立ち飲みの割合が5:5以上でないと入らない
3:それゆえ、基本椅子だが無視すれば立てる、程度の店は残念ながら入らない。

まぁ何軒もはしごしてくると、このルールは曖昧になってくるのだが(笑)そんなわけで、そのアイリッシュパブには入らず、近所を適当に歩き回って一軒目。割とこじんまりとしたお店で、ビールは三大アルトの一つ、Schmacherである。1杯1.70ユーロ。さすがに夕食を摂らずに一軒目ということでつまみを頼む。ここは定番のBier-happenで。ケルンで食べたのとはちょっと違う。だが十分お腹いっぱいになる量。5杯ほど飲んで次へ。ここで5杯飲んだのがよくなかった・・・