2008年10月29日水曜日

217 Düsseldorf Spichernplatz - Gaststätte Weissenburg

10月のノルマが達成できないからって、意地でも5軒開拓しなくたっていいじゃない、とツッコミが入りそうな気もするけど、二軒目。

ここはカウンターの面積の割に椅子率がまばらで、立ち飲みを強いられる=立ち飲みできると拡大解釈。Schlösserアルトが1杯1.10ユーロは安い方。大柄でかっぷくのいいおばちゃんと、細身で小っちゃなお父さんでやっている、ある意味典型的な店。

仲間内でこういう飲み屋に集まってビールを飲みながら、トランプだったりモノポリーだったり、みなで遊べるゲームをする習慣をドイツ語で、Spieleabendという。こないだ友人から「日本にはないの?」と聞かれ、確かに考えてみればそれに当たる日本語はないと思う。日本でも、家族や友人と集まってトランプなどすることはあると思うけど、それは計画されたものではなくて、(急に人数が集まってヒマだからという)突発的な要因に左右されるような気がする。なんにしても、こうしてまた一つ、文化の違いを学ぶことができて良かった。

216 Düsseldorf Spichernplatz - Sutton's Irish Pub "in Derendorf"

こないだ行ったアイリッシュ・パブのホームページを見ていたら、自宅近所にも一軒あるようなので訪問。ここも立ち飲みとするべきか非常にアヤしいお店。てか、そういう店ばっかだな、ドイツ。

まだ開店間もない時間に行ったので店はガラガラ、明後日のハロウィーンの飾り付けに勤しんでいる。

HPをみていた時に気になったのが「図書館スペース」の存在。日本でも、確か渋谷に本屋併設の立ち飲みがあったような気もするけど、図書館併設はない。これは興味深いと思ってお店のお姉ちゃんに聞いてみた。「あー、確かに図書館スペースだけど、サッカーとかアイスホッケー観戦とか、みんなで集まってくつろげるスペースを作る一環で、お客さんが自由に読める本を置いたのよ。」ってな感じで返され、いささか残念。見せてもらったけど、突き当たりの壁に本がズラーッとなっていて、これを自由に読んでいいらしい。回転率を重視する日本の立ち飲みとは対局に位置するような気もする。

満足できなかったので久しぶりに二軒目へ。

2008年10月28日火曜日

215 Düsseldorf H-H Allee - The Irish Pub by Fatty

タイトルのように、アイリッシュ・パブ。この日は友人の言語交換に通訳役で呼ばれて参加。つうか、通訳が必要ってどういうことなんだ。通訳役を必要としないために、言語交換してるんじゃないのか・・。自分にとってはかなり良い勉強になるから喜んで参加するけど。

なんにしても、ここはIrish Pubでは比較的名前の知れたSuttonの系列だそうだ。すぐ隣には直系のSuttonがあり、なぜ二軒も並んでアイリッシュ・パブがあるのかは不明。メニューも直系のと同じだし。

店内は鰻の寝床式でかなり細長い造り。入り口付近のカウンターと、奥のテーブル中心の空間をつなぐ廊下のような所で立ち飲みできる。いや他の居酒屋と同じく、立とうと思えばどこでも立てるようになっている。ギネス、キルケニー、そしてアルトで締める。ギネスは200ミリで約260円程度。日本よりは安いかな。

2008年10月26日日曜日

214 Düsseldorf H-H Allee - Bims Marktwirtschaft

どうにか今月も新規で一軒訪れることができた。この店自体はかなり前からチェック済みだったのだが、運悪く貸し切りだったりしてチャンスを逃していた。

U字のカウンターとその付近は立ち飲みになっていて、アルトはFrankenheimで1杯1.60ユーロ。もともと待ち合わせまでの時間つぶしに入ったために、なんだか手持ち無沙汰だったけど、こういう時に新聞は役に立つ。色々面白そうな記事が載っている。ひとまず、新聞がスラスラ読める程度にドイツ語が上達してきたってことか。

実はちょうど今日から正式に季節が変わる。つまりはサマータイム終了。新聞でも、「明日から正式に季節が変わる。泥棒たちの季節がやってくる」と刺激的なタイトル。泥棒達は、夕方にはもう見分けがつかなくなるほど暗くなるこの季節を待ち望んでいたというのだ。「デュッセルドルフに金があることはバカでも知っている。このシーズンを狙って、プロの窃盗団が続々とやってくる」と過激な論調は続く。戸締まりや隣人同士のネットワークが大事と言うのは万国共通のようね。

新聞を読んでいたら、あっという間に時間は過ぎて待ち合わせ時間に。そろそろお暇。なぜかわからないけど、店の名前は日本語にすると「ビムの市場経済」。

2008年10月19日日曜日

生活リズムの変化

いやが上にもこっちでも日記を書かんとまずい気がしてきた。特にネタないけど。

最近酒を飲むのがパタリと止まってしまった。「しまった」と書くとまるで悪いことのようだが、体にはいいことに違いない。家飲み千円ウイスキー計画はなぜか破綻し、飲もうと思って買ったワインも料理に使ってしまった。てなわけで家に酒類のない状態がはや2週間ほど続いている。というのも今月に入って、生活リズムに明らかな変化が生じたからである。

以前は夕食を食べた後に一杯やるのが常だった。時に同居人と話し込んだり、自室でネットしながら一杯やる。ウイスキーをロックで2〜3杯も飲めば眠くなり、そのまま布団に入る。そんなパターンだったのだが、今月に入ってから就職活動が活性化してきたこともあり、ちょっとだけ忙しい日々が続いた。「翌朝早いから今日は飲まないでおこう」という生活が1週間ほど続き、人間というのは不思議なもので、それからすっかり家で飲まなくなってしまったのだ。まるで飲むことを忘れてしまったかのように。「家で」と言っても、逆に外で飲むことも滅多にないわけで、一応一週間に一度と計画されている定例の飲み会はあるものの、それ以外で1人で新規開拓の旅に出ることもなくなってしまった。おそらく、これから無理してでも毎日飲むようにしたら、また飲むようになるんだろうけど。

正直な所、ウイスキーかビールの2択では飽きてきたというのが本音。そしてもともとのひきこもり体質な部分が、新規開拓への道を塞いでしまっているというのが現状。今まで月新規5軒ペースで来れたけど、今月以降はちょっと厳しい戦いになってきそう。

2008年10月9日木曜日

オクトーバフェスト2008に参加

タイトルの通り、こないだの週末にビールの祭典・ミュンヘンのオクトーバフェストに日帰り深夜バスで行ってきた。

結論から言って、あまり良い思い出はない。カメラの大破、大雨、微妙な相席のバス。

しかし、訪れること自体に大きな意味があった。東京ドーム何個分だろうか、とにかくだだっ広いスペースに立ち並ぶ、体育館サイズの飲み屋。入り口は常に100人近い行列。中からはミュンヘンの酒場らしい、えも言われぬあの熱気が伝わってくる。何しろ訪れた日は最終日前日の土曜日。一番混雑する日を選んでしまったかもしれない。

・・ダメだ、やっぱり人ごみにいると頭が痛くなる。会場を後にして、結局ミュンヘン都心部の「Augustiner Bräu」という店で飲む。ここでも1リッターのビールは飲めるのである。1リッターのビールと言うと、「Hofbräubaus」が有名なのだが、ここは非常に混んでいる。混んでいるからこその相席の楽しみもあるのだが、今回は一人だったしパス。ただ、奥に立ち飲みがあるのは知らなかった。立ち飲みで1リッターのビール・・・・怖くてそんなことできないよ。。。

結局今回は日帰りの滞在だったため、3.5リッターで打ち止め。自分ではよく頑張ったほうだと思うけど。

2008年10月1日水曜日

久しく雑記

超久しぶりに雑記。本当に1年ぶりくらいではなかろうか、ここで雑記書くのは。ふだんmixiがあるせいか、雑記はmixi、立ち飲みはこちらと書き分けてきたのだが、まぁ別にいいか、と思い立った次第。気まぐれ更新の「近況報告」コーナーには入りきらない量を書きたかったしね。

トピック的に書くと

・立ち飲みについて
最近はどうしても新規開拓のペースが遅くなりがちで・・と思っていたのだが、振り返ってみるとなんだかんだで月5軒ペースを保っていることに気づく。このままぼちぼち続けていきたいなぁ。年末には引っ越しも控えているし、もしかしたらもしかすると再来月くらいには就職してたりするかもしれないし。実際どんくらいの人がここを読んでくれてるのかはわからないけど、自分のペースを守ることを第一にしたい。立ち飲みの話ついでに、経済的な理由から、新規開拓には行けない代わりに、家飲みの割合が当然増える。いわゆるスーパーの1000円ウイスキーみたいなのを買って、大体一週間で1本消費・・かな。今までは氷+水割りだったのだけど、ここ最近はロックじゃないとダメになってきた。バーボン、ラム、スコッチと試して、バーボンの方が好みだと確信。次はバーボンを買おう。

・掃除、節約
現在はルームシェアという形で生活しているのだが、やはりこの生活形態、私には合わない。今のルームメイトは「掃除」「節約」という言葉を知らない。使ったフライパンはそのまま、トイレの電気はつけっぱなし、ラジオも点けたと思ったらすぐに自分の部屋に行ってしまう。掃除に関しては、彼の方から「掃除のための曜日を作ろう」ということで始めたのに、いざその日になると彼女と遊びに行ってしまう。これはなかなかいただけない。ちなみに彼は日本人で、7年ほど人生の先輩であるのだが。実際、彼は仕事をしていたから、朝早くに起きて、夜まで働く。それから帰って来たら料理するだけでも一苦労、まぁそれは理解できなくもない。しかし彼は現在仕事を失ってしまった。にもかかわらず、彼の習慣は変わらない。フライパンはそのままだし、電気はつけっぱ。「あとでやるから」とでも言われそうだが、あとでではなく片付けや掃除は今すぐやって欲しい。後片付けも料理のうち、という家の教育方針は間違っていないはずだ。一方的に書いてしまったが、私にも十分落ち度はある。これらの点について、直接注意できず、結局私が勝手に片付けてしまうのである。掃除やゴミ捨ても私が自主的に。たとえばキッチンの床に散乱するタマネギの皮とか、もう私からすれば「見てられない」状況なのだ。いままで自分では意識してなかったけれど、結構な潔癖性である自分を発見した。もう泣いてもわめいても、引っ越しまであと3ヶ月。いったい耐えられるのか・・・?

なんだかんだで書き過ぎですね、次回から自重します。