2008年11月30日日曜日

227 Düsseldorf Rochusmarkt - Tack zusammen!

11月は新規10軒と決めていただけに、最後の日曜日はさすがにプレッシャーがかかった。前回のフィールドワーク時に見つけていたものの、入店できなかった一軒である。

店はとても狭く、半円状のカウンターと2つのテーブルのみ。ざっと15人くらい収容か。アルトはFrankenheimで1.20ユーロ。なぜかこの通り沿いにはFrankenheimの店が多い。地ビールの勢力がどうしても弱い日本では起こらない現象だろうけど。

そういえば、ドイツに来てから、およそ30軒近くバーに入ってみたけど、すべての人が皆親切なのが驚き。イヤな思いをしたことは一度もなく、フレンドリーに話しかけてくれる。それがドイツのいいところかも。

226 Düsseldorf Nordstr. - Schlüssel im Luftballon

今月最後の悪あがき。定例集会の前に、一軒寄り道してみる。

入り口右に進むとカウンターで、立てる。季節柄か、クリスマスの飾りで店内はあふれている。

アルトはSchlüsselで0.2ミリで1.30ユーロ。ビールの味はともかく、Schlüsselを置いてる店は貴重。月曜定休。

2008年11月24日月曜日

225 Düsseldorf H-H Allee - Gaststätte KÖPI

土曜の集会の前に一軒立ち寄る。通常、土曜の夜のアルトシュタット(旧市街)といえば、どの店も超が付くほどの混雑で、路上に立ち飲みがあふれている。しかし、ちょっと南に行って、路地に入ればまだまだ居酒屋は空いている。いつも行く所が今日は貸し切りで入れなかったので、その近所で一軒開拓。

入り口すぐのカウンターと、壁際のスペースで立ち飲みができそうだ。アルトはFrankenheimで、1杯1.40ユーロは旧市街では普通の値段。

バーに行くと、立ち飲みの可否ももちろん重要だけど、内装やインテリアも凝視してしまう。「世界の紙幣」が貼ってあるお店は何軒か見かけたけれど、ここのお店はなぜか日本の千円札が貼付けてある。物珍しかったのだろうか。あ、あとトイレも確認する。トイレをチェックするのは基本中の基本な気がする。というか、子供の頃から外食や友人の家に遊びに行くと、トイレをチェックしなければ気の済まない人間だったし。

2008年11月17日月曜日

224 Düsseldorf Münsterplatz - Euler ''Drei''

最後の一軒は、以前から入ろう入ろうと思っていたが入れずじまいだった店。普段はすごく混んでいるため、日曜に来るのは正解かも。

提供されるアルトはSchlüsselで、ドイツに今年の三月に来て、最初に立ち飲んだアルトビールがSchlüsselである。味は、なぜか口当たりに石けんのような香りが立ち、その甘みのあとにスッと苦みが轍を残していくような感じ。1.30ユーロ。

個人的に、デュッセルドルフ三大アルトビールは(味の好みではなく、企業として)Schmacher、Uerige、Schlüsselだと思うのだが、この三大アルトは飲める店が極端に少ない。そのため、飲める店では店の名前にそれを冠しているところが多く、運良く私の住んでいるところから徒歩圏内に、ほぼすべてのアルトビールの飲める店が揃っている。

カウンターは理路整然と椅子があるが、その後方には明らかな立ち飲みスペースが。店内は木目調だがちょっと暗めでシックな雰囲気。ちなみに「シック」はドイツ語だと思っていたが、実はフランス語だったらしい。

223 Düsseldorf Lennéstr. - Schloss Schänke

三軒目。路面電車の駅の真ん前に位置し、電車からだと歩いて十秒もかからないうちに入店できる好立地にある店。

カウンターには等間隔で椅子が置いてあるものの、割と広い等間隔のためその隙間で立てる。日曜日の夜9時過ぎということもあり、お客さんは非常に少ない。店内には至る所に船や魚の模型がたくさん飾られていて、見てる分には面白い。

ピーナッツが無料で食べられるらしい。よく日本の駄菓子屋などで見かけた、10円玉をセットしてレバーをグルッと回すと、ガムが一つ転がって出てくるあの機械を、中身をガムではなくてピーナッツにして、しかも無料で取り出せるようになっている仕組み。ピーナッツはなかなかビールに合う優秀なおつまみ。

3軒連続でFrankenheimの1.20ユーロ。そろそろ違うアルトでも飲みに行こうかしら。ここまでで9杯。

222 Düsseldorf Stockkampfstr. - Stockkämpfen

一駅戻って次の店へ。さきほどの店然り、ドイツでは居酒屋の名前に、その通りの名前を冠する特徴があるようだ。日本だとあまりないような気もする。面白いと思うのは、日本では「酒処」や「立ち飲み」「居酒屋」「Standing Bar」など業務形態そのものを店の名前に織り込んでいる所が多いのだが、ドイツでは通りの名前やマスターの名前にちなんでいる場合が多い事である。こんな所にも国民性が見えてくるんではないだろうか。

入り口から見て、アルファベットの逆C字型になっているカウンターで立つ事ができそうだ。マスターは陽気なイタリア系のおっちゃん。

ここもFrankenheimの1.20ユーロ。1.20ユーロは比較的安い部類。

221 Düsseldorf Rochusmarkt - Rochus Schänke

久しぶりの日曜立ち飲みフィールドワーク1軒目。Rochusmarktの駅よりも次の駅のAdlerstr.の方が近かったりする。

店内は全体的に木目調で新しく綺麗。カウンターで立てそう。店に入った時にカウンターの端に座ってビールを飲んでいる男性が、いかにもという感じで見えたので「アルト一つね」と頼んだのだが、実は彼はお客さんだった。つかマスターどこ?そのおっさんいわく「マスターは今ちょっと奥に行ってて、すぐ来るよ」とのこと。しかし5分くらいしてもまだ出て来ないマスター。しびれを切らしたのか、なんとそのおっさんが勝手にカウンターの中に入って行き、ビールをタップし始めた。それを私の所まで持ってきて「マスターが来たらちゃんと言うんだぞ」と。

結局このあとすぐにマスターは来て、新しいお客のはずの私のところにすでにビールがあることに驚き、例のおっさんが「あぁ、やっといたよ。」というやり取りをして終了。ビールの銘柄はFrankenheimで、1杯1.20ユーロ。3杯飲んで、次の店へ。

2008年11月13日木曜日

Back to The KÖLN

大聖堂を見たいと言う友人がいたので着いて行く事に。ケルン大聖堂を見るのが長年来の目標だったらしい。ケルンに住んでいた頃は毎日眺めていたし、別にどうってことはなくなってしまうのだけれど、確かに何か圧倒されるものはある。

私の目的は、しばらく飲んでいなかった「Mühlen Kölsch」。なんか値上がりしているような気がする。Düsseldorfで普段アルトビールばかり飲んでいる友人には、ケルシュの甘さはびっくりだったようだ。

せっかくなので、「Weinhaus VOGEL」でHopfen Blutを。普通のケルシュのグラスで出されるとなんかテンションが下がる。そこから歩いて「Max Stark」で夕食を。いやーやっぱりいい店。料理は安いしうまいし。そういえば、ここの男子トイレの小の方は、日本人にはちょっと抵抗のある造りになっている。ケルンを訪れた際は是非。

2008年11月6日木曜日

220 Düsseldorf H-H Allee - Brauhaus Zille

今日は久しぶりにはしごで二軒目。Altstadtまで歩く。

平日の夜ということもあってか、客は我々以外ゼロ。カウンター前に陣取って飲む。立ち飲みとして記述できるのは、このカウンターの端の方と、半地下のスペース。半地下のスペースは、きっと金曜日の夜とかにディスコとして開け放つのだろう。

アルトはDiebelsで1杯1.60ユーロ。都市部にありがちな高めの設定。

219 Düsseldorf Worringerplatz - Schlösser am Worringer Platz

「飲みに行きませんか?」という誘いを受けて、中央駅で待ち合わせをしてこの店へ。もともと前から利用していた店だったのだけど、改めて見れば立ち飲めることが判明。

カウンターで立てる。ビリヤード台が奥にある。多分無料で遊べるんだろう。

アルトの銘柄は店名の通り、Schlösser

2008年11月2日日曜日

218 Düsseldorf Ellerstr. - Bistro Tilt

ドイツに来て日本食の話をするのはよろしくない。なぜなら、食べたくなってしまうからだ。この数日間で、「すき焼き」「鍋」「おでん」「焼鳥」などなど様々なNGワードが飛び出し頭を悩ませている。やっぱりこっちで作るより日本で食べた方が絶対旨いしなぁ。そんな中、ドイツに唯一の、日本のお好み焼き専門店がデュッセルドルフにあるということを聞きつける。日本にいた頃からそう頻繁に食べていたわけじゃないけど、お好み焼きとてしばらく食べてない。それを食べに行った途中、待ち合わせの時間つぶしに入ったのがこのバー。

カウンター周りは基本的に立ち飲み。奥の扉を開けると・・・ビリヤード場が広がっていた。ダーツ、ビリヤード、パチンコの三つのうちどれかはほぼ必ずドイツの酒場にある。日本では「ダーツ・バー」とジャンルがあるし、ビリヤードやパチンコはそれ自体独立している。ビールを片手に、ダーツやらビリヤードやら手先を使うゲームをおいそれと遊んでしまうドイツ人は、やっぱり酒が強いからかなぁ。

アルトはSchlösserの、1杯1.10ユーロ。