2011年12月30日金曜日

312 上野 - 立ち飲みカドクラ

「上野・たきおかの目の前に立ち飲みがオープンしたらしい。」というのは既に数年前から耳にしていたのだけれど、伺う機会がなかった。ようやく消化できた。

上野で待ち人あり、ということで、いつもどおり早めに現地に着いて立ち飲みに行く。
「大瓶350円は上野で最安値!」と書いてあったので、大瓶。アテはバロメーターのポテサラ150円とハムカツ250円だったっけ。

うーん、残念ながら、オペレーションが微妙。ビール出てくるのがすごく遅かった。店員さんの感じも、決して良い印象は持てなかった。これなら、たきおか、だな。


ちなみにその時に上野を散策した時に、「やきとり 文楽」にとても小さな立ち飲みコーナーが出来ていた。こっちに行っておけば良かった。

2011年12月20日火曜日

311 柏 - 立呑みマリン

地元・柏。残念ながら、立ち飲みは何軒かあるものの、とりわけ通うほどの店はない。それでも、一時帰国すると新しい店が出来てないか、チェックだけはしてしまうのが立ち飲みストのサガなのか。

自宅から、一番近い立ち飲みはかつて「旭町スタンド」という店だったのだが、とっくに椅子を入れてしまい、しばらく最寄りは別の店だったのだが、「旭町スタンド」のすぐ近くに別の立ち飲みがオープンしていた。おそらく、二年前からあったはずだが、タイミングが合わず、ようやく訪問できた。

そんなに広くない店内だが、V字のカウンターがあり、最大で20~30人入るかな、と言う感じ。メニューはホワイトボードに手書きで、ごくごく普通の立ち飲みで、やった通える……と思ったんだが…。

店員さんは厨房含め、全員若い女性。キャッシュオン。ネギトロとサワー。
店員の女の子に、何か違和感を感じていたのだが、よく観察していたら、韓国のお嬢さんだったらしい。あぁ、どうりで。女将さんっぽいお姉さんは日本の方だったけど。

2011年12月16日金曜日

京都立ち飲みフィールドワーク・後日談

河原町シリーズ、本当はあと二軒訪問する予定だった。「Compi」はあまりの混雑で入れず、祇園四条の「ピカソ」はすでに立ち飲みをやっていないらしい。

本来ならばこれで解散なのだが、京都駅方面にもう一軒立ち飲みがあるらしいのでTaxiで戻る。友人はTaxiで途中で降りて先に帰宅。

京都駅にて、お目当ての「すたんどばー 楽」を探す。
見つからない。地図を確認。あった。椅子入ってる。帰る。
はらいせに「ひょうたん」に寄って帰る。京都はこれにて終了。

310 河原町 - 壱

河原町シリーズ・第四軒目。ここはよく覚えている。

なぜなら、椅子が入ってたから。

半立ちについては、多くは語るまい。

309 河原町 - 福市

河原町シリーズ・第三軒目。こちらは事前リサーチなく、見つけたのでとりあえず入る。

椅子なし・カウンター一本の立ち飲み。ちょっと何飲んだのか思い出せない。トマトのスライスは食べた覚えが有るんだが。

記憶に残らないような悪いお店というわけではなくて、単なる飲み過ぎです。すみません。

308 河原町 - 傘(きゃさ)

一昨年、友人が放った衝撃的な一言があった。
「この人、宗教上の理由で立って飲まなきゃダメなんです!」

そう、ここまで来るともはや宗教なのかもしれない。

河原町シリーズ・第二軒目、傘(きゃさ)。入り口が全然わからなかったのでキャッチの人に聞く。狭いながらもしっかり立てる。元気な女性が一人で切り盛りされていて、「八幡」をロックで、友人はゆず梅酒的な物とおでんを食べていた。

何かオーラを出していたのか、「常連さんですよね?」的なことを話しかけられた気がする。初めてどころか、あたしゃドイツから来たんでございますよ。ここも京都に居たら通うだろうなー。

307 河原町 - たつみ

河原町、それは多くの立ち飲みが密集するエリア。ここが今回の最終目的地。

まず河原町シリーズの一軒目は、「たつみ」。入ってみるとわかるのだが、奥は普通の座りの居酒屋で、入り口付近のみが立ち。変に椅子を入れてしまうよりは、住み分けが出来ていて良いかもしれない。

記憶が怪しいけど、確か緑茶ハイとイカのゲソ揚げを食べた気がする。「終わりの始まり」、夜が更けると共に危険水域へ近づいていくのである……

306 烏丸 - 百

友人が見つけてくれた立ち飲み…それは松川酒店のすぐそば、正真正銘の大丸の真裏であるこの店。名前から分かる通り、100均立ち飲みである。

奥の厨房のところでフード・ドリンクを注文し、その場で支払。あとは好きな場所で飲んでくれ、というスタイル。100均の場合はそのパターンがほとんどなので、問題はレジを以下に混まないようにするかということか。

揚げたてのフライドポテトをアテに、ぶどうサワーで軽めに。友人は梅酒お湯割り。いやいや、京都の立ち飲みは底力が高い。まだまだ続きます。

305 烏丸 - 松川酒店

「目指すは烏丸の大丸の裏です!」と友人に告げて、移動する。

松川酒店、こちらも角打ち。うなぎの寝床式で細長い、味のある店内。既にスーツ族がかなり立って飲んでいるので、空いているスペースに滑りこむ。またもや大瓶+サラミで。友人は福島の発泡日本酒だったかな。この雑多な雰囲気が最高。

友人が、この店に行く途中に、もう一軒立ち飲みを見つけてくれたので移動。

304 五条 - 八星酒店

翌日。午前中~夕方までは友人に京都を案内してもらい、嵐山トロッコに乗るなどいかにもな観光で楽しむ。中学の修学旅行以来の京都だが、京都はやっぱり良いなー。いつか住んでみたい。

そして、夜。今回帰国に際し、Androidタブレットを購入したのだが、一番の目的はこれ。すなわち、タブレット片手に京都の立ち飲みを回る、ということ。地図や店の情報をすべてEvernoteでメモしておき、オフラインで参照しながら。おかげで、短時間で9軒もの立ち飲みをかなり効率的に回ることが出来た。

その京都立ち飲みフィールドワークの一軒目。典型的な角打ちで、瓶ビールにポテチという黄金コンビふたたび。こういうところでぼんやりと飲んでいる時が、一番落ち着く。

2011年12月15日木曜日

303 京都 - ひょうたん

福島で友人と合流し、彼の家に泊めていただくために新快速で京都へ移動。京都駅前に何軒か立ち飲みがあるということはリサーチしており、ちょっと早い時間だったので友人に頼んで寄り道してもらった。

クの字型のカウンターが広がり、壁には品書きと値段がバーっと貼ってある。キャッシュオン。なぜだか店員はみんな若い。でもこういう店好き。色々アテもあってなかなか安いし、日曜は明るい内から開いていて使い勝手の良いところ。京都に住んでたら多分一番通うかも。

302 福島 - 立ち呑み ぽっぽ亭

福島に待ち人あり、ということで少し早めに福島へ向かう。理由はただ一つ、福島の立ち飲み探索のためである。

事前リサーチでは数軒目星を付けていて、待ち合わせの時間が迫っていたのでその中でも気になる一軒へ。

女性二人が経営しているということで、期待できる。でも残念ながら喫煙、椅子も立て掛けてあって「椅子200円」って書いてあった。うん、嫌いじゃない。

ビールと厚揚げを流し込み、待ち合わせ場所へ急ぐ。

301 天満 - 堀内酒店

天満は本当にディープなところ。二軒ある昔ながらの角打ちのうちの一つに滑り込む。

やっぱりこういう雑多な雰囲気で飲むのって楽しい。お客さんも地元の方ばかり。着物とドイツの話をチラッとして終了。

300 天満 - 酒のおくだ

記念すべき300軒目は大阪から。

もともと天満や京橋は大阪でも下町。東京の環状線で云うところの、神田や上野だろうか。
酒のおくだは名前からは角打ちを連想させるけど、れっきとした立ち飲み。しかも禁煙。コの字カウンターで立てて、そこそこのオオバコ。

大瓶で乾杯して、一年間の近況報告。アテ安っ。きずし(〆サバ)がお薦めということで、喜んでいただく。

300の門出に相応しい、素晴らしい立ち飲みでまた新しいスタートが切れそう。

2011年12月13日火曜日

一時帰国しています

今年も一時帰国しています。300軒はあっという間に超えてました。

2011年6月14日火曜日

299 Finnland Helsinki - MINUUTTI BAARI Nopeaan Janoon

ヘルシンキ旅行。「かもめ食堂」のロケ地が見てみたい、そんな単純な理由でふらっと旅行に行ってきた。

そんな思いつきの旅だったからか、宿だけ予約して、あとはまったくのノープラン。
とにかく、迷った。東西南北がさっぱりつかめない。起点となる場所はヘルシンキ中央駅(Rautatientori)。

中央駅ならば観光案内所があるだろうと駅構内をふらふら・・・すると、あった。観光案内所立ち飲みが!

十分なスペースが有るにも関わらず、完全に椅子を排除した、完立ち。これは久しぶりに嬉しい。ドイツのビールも売ってるなーと思いながら、店内へ。

なんかお店のおねーさんが昔北千住の南蛮渡来にいらっしゃた方に似てる。もちろんフィンランド語は喋れないので、おぼつかない英語で注文。ちなみにフィンランドは、あまりに自国の言葉が難しすぎて、スウェーデン語や英語の普及率が9割を超えていて、ほぼ確実に英語が通じる。イギリス本国より高いんじゃないのかw

すると、ここでなんと意外な展開が。パスポート見せろ、と初めて(ここ大事)言われた。ドイツでも、日本でも、一度も言われたことのなかった、年齢確認。思わず「間違えてくれてありがとう」って言ってしまった。

でも、店を訪問したのは朝9時。そんな時間に未成年がビール立ち飲みに来ないでしょ。

2011年6月3日金曜日

298 Ratingen Ost - Ratinger Brauhaus

前置きが長くなったが、「ローカル・アルト」を探訪する旅に出てみた。旅と言っても、近隣都市だから電車で10分程度の本当にごく小さな旅である。

今回訪問したのは、デュッセルドルフの北東に位置する街、Ratingen。ここに、世界で唯一ここでしか飲めないという、ローカル・アルトがあるという。

最寄のRatingen-Ost駅から市内中央に向かって徒歩10分程度進むと、「Ratinger Alt」の醸造元である「Ratinger Brauhaus」が右手に見えてくる。訪問したのが祝日の夕方というのもあり、外の立ち飲みコーナーは既にかなりの混雑、中に入ってカウンターで立つことにする。

さて、早速アルトを注文すると運ばれてきた。

写真

一口飲んで、うまい!これは個人的にはアルトビールの中でもかなり高得点な味。なんというか、苦味と甘みのバランスが絶妙。Frankenheimほど苦味が前面に来ず、かといってKürzerほどはっきりとした甘さがない。0.2mlで1.20ユーロという価格設定もごく普通。

ローカルビール企画、一軒目にして幸先の良い 出だし。こうなったら、他の近隣都市のローカルアルトにも期待できそう。(更新いつになるのやら・・)

アルトビール概論

デュッセルドルフの名物とされているアルトビール(Altbier)は、上面発酵の茶褐色のビール。名前のAltは、「古い」という意味だが、これはビールが古いのではなく、上面発酵というビールの製造方法が古いため。

で、そのアルトビールは基本的にはデュッセルドルフ近郊で消費されており、(他の地ビール同様)他市で飲まれることは少ない。 デュッセルドルフには「五大醸造元」と呼ぶべき、大手アルトビール醸造元が5つ存在する。

五大: Uerige, Frankenheim, Schumacher, Schlüssel, Füchschen

ここでは、これらを五大醸造元と呼ぶことにし、その条件はいずれも醸造元をデュッセルドルフ市内に持ち、他市でそのアルトビールが飲むことはできない、ということである。

さらに細かく調べていくと、五大ほどではないものの、地域的にはそれなりに高いシェアを保持している醸造元もある。

中堅: Schlösser, Gatzweiler, Diebels, Kürzer

上記の中でもSchlösserは特にシェアが大きく、感覚的だが市内北部の飲み屋では見かけることがもっとも多い(それはかつて、市内北部に醸造所があったことと関係があるはずである)。さらに、最後のKürzerは、デュッセルドルフでは一番新しく生まれたアルトビールで、昨年秋に醸造所が正式にオープンし、創業を開始した。
  
【ローカル・アルト】

上記のような醸造元とは別に、デュッセルドルフ近郊都市にて個別に発達していったアルトビールが存在し、それが本稿で取り上げる「ローカル・アルト」である。これらはデュッセルドルフに醸造所は存在せず、また店にも卸していないため、基本的にその醸造元でしか飲めない味であり、アルトビールファンとしては是非、押さえておきたいところ。

2011年4月24日日曜日

イースター旅行記[3]

このままFriedrichshafenから飛行機でデュッセルドルフまで帰ってきても良かったのだが、せっかくなので懐かしのUlmへ。学生時代に旅行で一度来た以来、約6年ぶりの訪問となるが、電車の高架が綺麗になった以外は、あまり変わっていなかった。変わっていなかったからこそ、なんだか嬉しい。


Ulmといえば、ドナウ川と大聖堂。以上!

「だいせーどう」は一応世界で一番高い尖塔があって、140何メートルのところまで登れるが、階段で約800段を昇りきらなくてはならない。もはや6年前ほどの若さはなく、死ぬような思いで登り切ったが、実は足が震えるのは階段を降りている時だとようやく気付く。

「どなうがわ」はライン川ほどの川幅はないけれど、何しろ長い。国も4つくらい貫いている。

他にも、世にも珍しい表現主義の教会が脈絡無しに建っていたり、城壁が残っていたり、色々底力のあるUlmってやっぱり好きな街。

イースター旅行記[2]

ツェッペリン号ツアーの後は、Friedrichshafenの街に戻って散策。Bodenseeという湖が目の前にある。やっぱり湖や海の海辺を歩くのは気持ちが良い。

Katamaranという謎の高速船に乗って、一路Bodenseeを挟んだ反対側のKonstanzという国境の街へ。


コンスタンツからスイスへの国境までは、歩いて行ける。しかも歩いて国境を超えられる。なので一瞬だけスイスに入国してまた帰ってきた。写真はドイツ⇒スイスを撮った写真。反対側は、なぜか衛兵に止められてしまった。国境挟んでキャッチボールが出来そう。


夕方には再度・高速船Katamaranに乗ってFriedrichshafenで一泊。しかし携帯の充電器を忘れたので早速手持ち無沙汰。

イースター旅行記[1]

まぁ簡単に言ってしまえばこれに乗りに行っていた。
ツェッペリン号・搭乗前

30分遊覧という一番安いツアーでも、200ユーロもするから結構高いけど、思っていた以上に楽しめたので良かった。

搭乗前にはきっちり安全対策のセミナーがあり、遊覧後には「乗船証明書」まできっちり貰えるのも何ともドイツらしい。

2011年3月11日金曜日

アドレス変更

メールアカウントの整理に伴い、当ブログのアドレスも変更されました。

旧ページ:
http://fliegendeblatter.blogspot.com/
(更新予定はありません)

新ページ:
http://fliegende-blatter.blogspot.com/
(本ページ)

ハイフンがかわっただけなのですが、今後はこちらのページのみ更新していきます。
宜しくお願い致します。

2011年1月31日月曜日

297 London Paddington - The Dickens Tavern

意気揚々と二軒目。空港エクスプレスまではまだ余裕がある。

ここも外から見て、カウンター付近は立ち飲みとわかる作り。日本の立ち飲みにあるような、カウンターに荷物を引っ掛けられるフックまであって、完璧な立ち飲み。カウンターで注文し、席に着くかと思わせておいてそのまま横にスライド、立ち飲み開始。

ここで飲んだビール(備忘録)

★Young's London Gold (1/2 パイント、1.63 GBP)
★Stella Artois (1/2 パイント、1.79 GBP)

1パイントは約568mlだから、ハーフだと284ml程度。デュッセルドルフのアルトは通常200mlか、多くても250mlだからそれよりも少し多いくらいか。体感的にはアルトと大して変わらない量だけど、色んな銘柄を試し飲みする分はちょうど良いサイズかも。日本でエール飲もうとすると、どうしても高いイメージがあったけど、さすがに本場は安い。

立ち飲みストとして不満を挙げれば、カウンター以外はしっかり座りなのと、トイレがどうしようもなく汚い&古いということか(特に後者は致命的)。店自体が古いのは仕方ないけど、トイレはせめて綺麗にしておかないと。


後日談: 最初、英語が全然聞き取れなかったのでちょっと焦った。指差して、「This one, half pint, please.」でまったく問題なかったが、まだまだネイティブスピードの英語には敵わない模様。でもそれらをすべてひっくるめても、立ち飲み好きにはロンドンは素晴らしいところ。特にドイツでは立ち飲みらしい立ち飲みがほとんどないため、ロンドンの立ち飲み率の高さには少し感動してしまった。デュッセルドルフからはわずか1時間弱のフライトで行けるし、これからはロンドンPUB巡りも良いかもしれない。

296 London Paddington - The Fountains Abbey

今年初の海外出張、その裏にひそかな野望あり。

「UKのPUBで立ち飲み」

どうやらイギリスではPUBでの立ち飲みが基本らしい。仕事を早々に片付け、いざロンドン都心部へ。ロンドンの感想は「何これ・・まんま東京じゃん」という感じ。地下鉄の路線図のカラーリングから、各線の名前のつけ方まで、とにかく類似点が多い。とりあえず歩き回ってテムズ川からウェストミンスター宮殿見て、移動。空港へのエクスプレスが発着するPaddington駅(東京で言う日暮里?)まで行き、時間を確かめてから改めてPUB捜索開始。

さすがロンドン、人も歩けばPUBに当たる。そこかしこにPUBらしき建物が。外から様子をのぞいてみる・・・・カウンター付近は椅子なしの立ち飲みだ!久しぶり、この嬉しい感覚。

早速中に入ってみる。昔ながらのPUBという感じの雰囲気も素晴らしい。ここまで来て気づいたのだが、つまり日本で言うところの「HUB」みたいな。カウンターで注文して、キャッシュオン清算でおのおの好きなところで飲める、というパターン。もちろんカウンターの端で立ち飲みしてもOKだし、それ以外にも壁のところに明らかな立ち専用の溝が付けられている箇所もある。まさしく、この国には立ち飲み文化が根付いている。

ただ、せっかくロンドンにまで来たのに、エールについては全然詳しくない・・・。とりあえず売ってるやつを片っ端から飲んでみることにする。この店で飲んだのは以下。

★London Pride (1/2パイント、1.64 GBP)
★Deuchars IPA (1/2パイント、1.64 GBP)

思ってたより安い。PUBの梯子用に、会社の経費とは別で20ポンドほど用意していったのだが、全然足りる。安さと雰囲気もあって、ただただ感動。時間を見つつ、二軒目PUBへ。

2011年1月21日金曜日

Evernoteで立ち飲みメモ

去年の二月ごろからEvernoteは会社PCに導入してあるのだが、いまいち活用法が見出せずにいる今日この頃。ドイツのケータイ事情も一因なのだが、最近Xperiaにしてからようやく、クラウド系のアプリケーションがまともに使えるようになった。

「SugarSync」でバックアップをとり、日ごろ目にした情報を「Evernote」で保存しておく。仕事のデータが自宅で必要になったら、「TeamViewer」でアクセス・・・確かに便利。

でも実際、日ごろそんなにメモしておくことはほとんどなく(仕事で関係しているお客さんの会社のニュースとか、どこどこの会社がドイツに進出するとか、そういうニュースはメモするけど)、ましてや普段の生活となるとまったくないに等しい。

自分の生活にあったevernoteの使用法って何だろうと思ったとき、そうか、立ち飲みの店情報の整理に使えば良いんだ、と思い立つ。

新店情報をひたすらメモに放り込んでおく⇒時間のあるときにエリア別に整理⇒一時帰国のとき助かる、という図式。ネットで見つけたブログ記事とか地図とか、まとめてクリップしてしまえばかなり楽になりそう。

2011年1月16日日曜日

AF2 - Krombacher ALKOHOLFREI

今度はピルスナー、Krombacherという銘柄を選んでみる。こちらは大手醸造所のため、全国で目にするメジャーブランド。

お。これは結構美味いかも。ピルスナー系のアルコールフリーだと、「Clausthaler」が日本でもドイツでも人気。ピルスナーはアルコールなしでも比較的本来の味に近い物が再現できるらしい。


Krombacherといえば、学生時代に旅行で訪れたWormsという街で、泊まっていたユースホステルに大量のビールを買い込んで、一晩で4リットル飲み干し、翌朝大変なことになったのを覚えている。その時のビールがKrombacherだった。あれからもう4年近く時間が経ち、今やアルコールすら控える生活になったとは・・・。

2011年1月12日水曜日

AF1 - Diebels ALKOHOLFREI

さっそく一銘柄、試しに買ってみる。デュッセルといえばアルト、ということでアルトビールのアルコール・フリー。

うーん、やっぱり不味い。どうしてアルコールが入っていないだけでこうも味が違うんだろう。
ホッピーのように、甲類焼酎で割ってみたくなる。

味はやはり水っぽい。アルトビール特有のほろ苦味や甘さは感じられず、ただの苦い炭酸水と化してしまっている。

Diebelsはアルトビールでは比較的メジャーな銘柄。なぜなら、 五大アルトといわれる大手醸造所のアルトのほとんどがデュッセルドルフ地域で全て消費され、他の地域に出て行かないことに比べ、Diebelsは工場生産、ドイツ各地に出荷しているため、いろんなところで飲むことができる。

AFビールを究める

今年は真剣にアルコールの量を減らし、ダイエットに取り組んでいる若旦那です。
とはいえ、どうしたって飲みたくなるのが飲兵衛の性。
そこで折衷案ということで、現在アルコールフリー(以下、AF)のビールを飲むようになりました。

ドイツでのアルコールフリーの位置づけは、やはり運転する人のためのもので、日本のように「プリン体控えよう!」とかそういう発想はないです。

とはいえ、ここはビール大国・ドイツ。
AFビールも、ビール純粋令(Reinheitsgebot)に従ってます。

でも、飲んでみると何か違う・・・味の決め手はやっぱりアルコールなんだろうか・・・

そんなささやかな疑問を解消すべく、今年のブログのテーマは「アルコールフリー・ビール選手権」。市販されているAFビールの中で、一番"それっぽい"味の銘柄は何なのか。気まぐれ更新ですがぼちぼち研究していきたいと思っています。

立ち飲み研究は季節ごとの「自分へのご褒美」企画ということで残しておきます。

2011年1月5日水曜日

2011年

皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年はもう少し、こちらも頻繁に更新できるように。

そして立ち飲み300軒目も目と鼻の先。
あと5軒、ドクターストップで酒を控えるように言われている厳しい状況下、いかにして稼ごうかしら。
と、ここで、節目の店を振り返ってみる。

100軒目
三鷹台 - 三鷹バル

先日他の立ち飲み屋で、この店に行ったと話を聞いたので、ご健在であられるようだ。嬉しい限り。また次の一時帰国時に、ふらっと顔出してみようかな。

200軒目
Et Kabüffke

ここも相変わらず健在。立ちスペースはわずか数人分だけど、禁煙・立ち飲みはデュッセルでは唯一。角打ち的な雰囲気もGut。しょっちゅう店の前を通るんだが、最近は入ってないなぁ。

300軒目はどうなることやら・・・。

2011年1月4日火曜日

295 北千住 - 立ち飲み八古屋

ここ近年、年越しはなぜか北千住で過ごすことが多かったのだが、今回は回避。それでも、北千住は私にとって大切な場所。

まずは「立ち飲み洗心」で待ち合わせ。やっぱりこの店のレベルの高さは凄い。東京東部では随一の実力ではないだろうか。お相手さんが先に到着、ビールと緑茶ハイで乾杯、アテはまぐろぶつ。

チケット3枚を綺麗に消費して、最近千住にオープンしたという「立ち飲み八古屋」へ。ここも洗心と同じく、チケット三枚方式。バイスサワーが珍しくて、バイスで乾杯。北千住の立ち飲み趨勢について色々お話をうかがう。ところで、着物なのでどうにもこうにも目立ってしまうらしい。ご常連のお姉さま方に色々聞かれる。

ここでも3枚消費して、最後に「南蛮渡来」へ。おねーさんが引退して以来の顔出しなんだが、基本のコンセプトは変わっていないようで安心した。

294 渋谷 - 恋文酒場かっぱ

下北沢で立ち飲み調査(期待はずれ)後、本日のゴール、渋谷へ向かう。せっかくなので「富士屋本店」にでも行こうかと思っていたが、閉店時間が早く、急遽別の店に。頭の記憶の片隅に残っていたのがこの店。

二階は座りらしく、一階は椅子なしの完全立ち飲みで、二階の席が空くのを待つ人のスペースもかねているらしい。本日のメインゲストもお迎えして三人で立ち飲み。このメンバーが揃うのは実に二年ぶりという快挙。でも、皆で話し始めたら二年という歳月なんてキングクリムゾンで消し飛ばしたかのよう。友達って、こうでなくちゃ。ウイスキーの銘柄(10年)とか、店の名前とか、色々神がかったネタトーク。やばい、楽しすぎる。

わずか15分ほどの滞在期間だったけども、貴重な時間を過ごすことが出来、大満足。この店にはあまり満足できなかったけど、まぁいいか。またの再会を祈って解散。

293 新代田 - BARてげてげ

半立ちが二軒続き、あまり良いとはいえない展開の中、三軒目へ。実は初めて降りた新代田。駅から徒歩数分のところにこの店はあった。そろそろ当たりが欲しいところ。

ここは念願の立ち飲み。北千住「南蛮渡来」をもうちょっと広くした感じかな。疲れたときの壁際のレーンがあるという点、ドリンク500円均一であるという点、美人のママがいるという点も共通している。

我々以外にお客さんがいなかったので、ちょっと身の上話をして差し上げる。立ち飲み、ドイツ、着物、若旦那、といくつものキーワードを与えておいたのできっちりと記憶して頂けたことだろう。マスターはどうやら日替わりらしく、美人ママがいるのは月曜・金曜とのこと。これは狙っていくしかない。

角ハイと芋焼酎相良のお湯割で乾杯。さらに友人はグリーンカレーに手を出す。これは美味、ただ私はもうお腹いっぱい。ドイツがあるのでしばらく来れそうにないので、友人に通ってもらうことにする。

本日初の当たりを引いて、意気揚々と次の店へ。

292 下高井戸 - 北新地鳥や

実は今回、下高井戸はルートに入れていなかった。あの駅前のごちゃごちゃした感じならば、確かに歩けば立ち飲みが見つかりそうなものだが、今回は時間の都合上カットの予定だった。

ただし、今回はこれまで数軒がことごとくハズレだったため、たまたま電車からこの店が見えてつい途中下車してしまった。しかも看板には「北新地」の文字。あのレベルの高い大阪である。

しかし店で待ち受けていたのは、あの禍々しい折りたたみのパイプ椅子であった・・・が、壁際はなんとか立てそうなので入ってみる。ハイボールとサワー、手羽先と鶏からで乾杯。中は結構狭い。だったら椅子置かなきゃいいのに。せっかく大阪から来てくれたのに、非常に残念。あの折りたたみのパイプ椅子があったということは、開店当初は立ち飲みだったんだろうけど、やっぱり椅子入れちゃったんだなぁ。

どうも今宵はツキがない、ということでさっさと次へ。

291 上北沢 - 立ち飲みいさご

立ち飲み巡りをしていて、一番辛い瞬間と嬉しい瞬間はなんだろうか、という質問に答えてみる。

【一番辛い瞬間】
目当ての店が閉店or椅子が入った時

【一番嬉しい瞬間】
街を歩いていて、突然ばったり立ち飲みor角打ちを見つけた時(そしてそれが本当に椅子なしだった場合)

今回の京王線沿線FWの狙い、それは300軒達成ということだったのだが、あまりにも残念な結果で終わってしまったが、嬉しいこともあった。事前調査以外で立ち飲みを見つけたからである。しかも場所が上北沢、という比較的マニアックな駅だから尚更。ちなみに学生時代に住んでいたのはもう一つ調布よりの八幡山で、そこにも立ち飲みが一時期あったのだが、閉店した模様。

さて、この「立ち飲みいさご」は珍しく二階にあるお店。折りたたみの椅子が用意してあるが、基本的には立ち飲み出来る。お母さんが一人で切り盛りしている。料理は安くて豊富、ドリンクは半セルフサービスになっている。タバコが少しきついのが難点。

本日一軒目ということで、同行者とホッピーで乾杯。次へ。

帰ってきた立ち飲みFW@京王沿線

久しぶりに帰ってきた、立ち飲みフィールドワーク。今回は調布以東の京王線エリア~井の頭線での渋谷までという変則的なルート。お供して頂いたのは、これまた他の立ち飲みで知り合った友人。

実は京王線沿線は、大学時代に独り暮らししていたのもあって、地理的に慣れている。

調布にも一軒、スペインバルの立ち飲みがあるそうなのだが、今回はカット。つつじヶ丘という駅からスタートすることにするが、今回はかなり運が悪かった。

つつじヶ丘 CHILLE BAR TOKYO(開店前、椅子あり)
仙川 番兵(諸事情によりしばらく閉店)
上北沢 狸穴上北沢店(立ち飲みと書いてあるのに、椅子あり)
上北沢 いさご(半立ち)
下高井戸 北新地鳥や(半立ち)
新代田 BARてげてげ(立ち飲み)
下北沢 てっちゃん(半立ち)
下北沢 立呑ビストロ Kita-Shoku(椅子)
下北沢 (名前不明、大衆酒場系だったかな。椅子)
渋谷 恋文酒場かっぱ(半立ち)

<未調査>
調布 調布バル
千歳烏山 なんで・や
桜上水 弥太兵衛

その他、明大前付近で一軒、幡ヶ谷、笹塚にも立ち飲みらしき店は何軒か確認済み。
誰か調査求む。

私の基準からして、完全な立ち飲みはわずか一軒。詳細は各記事にて。

290 梅田 - 酒処初音

梅田で立ち飲みといえば「新梅田食道街」である。帰りの新幹線まで少しだけ時間があったので、足を伸ばしてみる。

意外と、椅子入ってる店も多いなーという印象。それでも、洋酒立ち飲みとか、面白そうな店がたくさん。そんな店がひしめく中で、飛び込んでみたのは「酒処初音」という立ち飲み。

大阪のテンポに負けない(?)よう、入店と同時に速射砲のように聞かれた「飲み物は?」という質問に対して、やや食い気味で「レモンサワーちょうだい」と答えてみる。あとポテサラも追加で。ここも平均点の高い良い店。

お店のおばちゃんが軒先で他のお店のおばちゃんと話しているみたいだが、テンポが速すぎて軽くカルチャーショック。そのショックを引きずったまま、新幹線で東京へ帰る。

289 京橋 - とん両

この地に足を踏み入れたのは、到着した初日の夕方だった。立ち飲みに寄る時間はないので、単純な下見のつもりだったのだが、さっそく圧倒された。す、すごい、立ち飲みだらけじゃないか!駅の名は・・・

京橋。

これは本腰を入れてしらみつぶしで勝負しないとマズい。目算で8~10軒の立ち飲みが、駅前という極小のスペースにひしめき合っている、それはまさに歯車的砂嵐の小宇宙!

ただし今回は時間が無さすぎ、と自分に言い聞かせ、一軒だけ。

「とん両」はカウンターのみの立ち飲みで、メニューが豊富かつ安く、京橋のレベルの高さを象徴するような店。角ハイボールにポテサラ。以前に新橋「浦ちゃん」で立ち飲み師匠と待ち合わせた時と同じ組み合わせにしてみる。お店の人もとても感じが良く満足。いつの日かのリベンジを誓って、店を出る。

288 鶴橋 - 立ち呑み処食べ処 まつ

大阪に来て最初に入った立ち飲みが、キタでもミナミでもなく、この鶴橋というのが何とも・・。
たまたま友人と約束していた地が鶴橋だったというだけなんだが。

でも、駅前をざっと歩いて回るだけでもかなり楽しい。意外と立ち飲みはない。
改札でてすぐ左に進むとこの店はある。二階は座りの店なのか、一階はその席を待つ人のためのスペースでもあるようだ。

白木のカウンターですごく良い感じ。瓶ビールで乾杯、アテはまぐろのぶつとから揚げ。ドイツで別れて以来の約一年ぶりの再会のため、色々積もる話をしつつ、おでんも追加。安い。

偶然とはいえ、一店目からかなりレベルの高い店に当たったため、大阪ツアーは好発進。

大阪立ち飲みツアー

人生ではじめての大阪の地。事前にもう少し下調べしておけば良かった。
エリア的にも、梅田・天満・京橋の三箇所しかリサーチできず。

京橋 京橋酒販
京橋 京橋いなすい
京橋 まるしん酒場
京橋 一番倉庫
京橋 岡室酒販所
京橋 多聞

上記のお店は、店の前を通っておきながら、入れず。。

何かと悔いの残る大阪滞在だったので、次回こそ(次は何年先になるのやら・・・)。

287 京橋 - TOWERS

"良い店を知るきっかけは、その良い店の常連と知り合いになることだ"

誰かの名言みたいに見えるが、そんなことはなく。ここ「TOWERS」さんも情報としては知っていたが、なかなかエリア的に来るチャンスがなく、今回はご常連の手引きで初訪問。

とにかく気持ちの良くルールの整備された店で、当然集まるお客様もハイレベル。上野「たきおか」のような、玉石混交の昔ながらのオオバコの立ち飲みも好きだけど、末永く突き詰めて通いたくなるのはこんな店なんじゃないかと思った。

次の一時帰国時には、ちゃんと着物で挨拶しないと。

※最寄りを「二重橋前」としていましたが、銀座線の京橋のほうが近いです。酔っぱらいの記憶がいかに曖昧なものか、証明してしまいました。